住空間コーディネート

【施工事例1】 自然素材珪藻土でリビングをリフォーム


リフォームのきっかけは

ご実家への引越しをきっかけに、リビングのリフォームをご計画。
奥様のご要望で、壁には自然素材の珪藻土を塗り、床は古くなったカーペットをはがし、無垢材の桜のフローリングで仕上げました。


リフォームワンポイント

床・壁を自然素材でリフォームすることで、やさしい感じの仕上がりになりました。また、シックハウス症候群に代表される健康問題に、大きな成果が期待される珪藻土で仕上げ、体にも優しいリフォームになりました。

リフォーム工事の概要
珪藻土間取り

床 : 桜の無垢フローリング
壁 : 珪藻土仕上げ
天井 : 既存のまま
工期 : 6日

 


 

珪藻土とは

珪藻土とは、珪藻(プランクトン)の死骸が、海や湖の底に長年にわたって堆積してできた泥土で、古くからコンロ・耐火レンガの原料や、酒・ビールの濾過材、吸着・脱臭剤などとして幅広く利用されてきました。
珪藻土の性質の秘密は、規則正しく配列した無数の微細な孔(0.1〜0.2ミクロン)にあり、この超多孔質な構造のため表面積が大きく、優れた呼吸性と吸着性を発揮します。また、熱絶縁性が高く耐火性があり、化学的にも侵されにくい性質を持っています。

珪藻土の特性
調湿性
壁自身が呼吸します。湿気を吸収・放出し室内を最適な湿度に調節します。
脱臭性
タバコやペットのいやな臭いを吸着するため、脱臭・空気洗浄の機能が期待されます。また、社会問題となっているホルムアルデヒトの発生がなく室内をクリーンに保とうとする働きがあります。
防カビ性
防カビ性 結露を防ぎ、結露に起因するカビ・ダニの発生の抑制が期待されます。
珪藻土

 

[写真1:リビングにあった家具を移動しました。] [写真2:既存床のカーペットをはがしました。] [写真3:既存床の解体・撤去下地が悪い箇所は取り替えます。]

珪藻土2

 

[写真4:桜のフローリングを張る前に、下地材を施工します。] [写真5:桜のフローリングを張りました。] [写真6:施工した床に傷が付かないように養生します。]

珪藻土3

 

[写真7:壁の下地をつくっています。] [写真8:見切りの枠を塗装しています。] [写真9:壁に珪藻土を塗っています。]

珪藻土

 

[写真10:壁に珪藻土を塗りました。乾燥を待ちます。] [写真11:床の養生を片付け清掃をして工事完成] [写真12:家具やカーテンもしつらえ、明るく快適なリ
ビングになりました。]